脚部不安のため
フェブラリーS(GI)への出走回避が発表されていた
ダイワスカーレット(牝5、栗東・松田国英厩舎)が、予定されていたドバイ遠征も断念することがわかった。
同馬は当初、
フェブラリーSを経て3月28日のドバイワールドC(首G1)に参戦するプランが立てられており、イギリスのブックメーカー・ブ
ルースクエアによるドバイワールドCの前売りオッズでは6.0倍で3番人気に推されていた。
【松田国英調教師のコメント】
「若干の熱を持った左前肢を詳細に検査しました。球節の下の部分に痛みがあったのでレントゲン検査したところ、骨には異常はありませんでした。しかし、
エコー検査で腱及び靱帯を検査したところ、繋の骨(指骨)につながる浅屈腱の左内側部分に炎症が見られました。(通常の場合、管の後ろに炎症が現れるが)今回の部位が球節を取巻く靱帯の中を通っているところであったため、炎症の症状が現れてはいませんでした。今後の回復については、このような炎症の症例が珍しいため現段階では判りませんので、ドバイへの出走も取りやめることとしました」