8日、阪神競馬場で行われた大阪城S(4歳上OP、芝1800m)は、浜中俊騎手騎乗の8番人気マストビートゥルー(牡6、栗東・加用正厩舎)が、好位追走から直線で内を突いて抜け出し、4番人気マチカネオーラに1.1/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分49秒2(良)。1番人気オースミグラスワンは直線で大外から追い込むもさらにクビ差の3着に敗れた。

　勝ったマストビートゥルーは、父オペラハウス、母がJRA2勝のホッポウマリア(その父アンバーシャダイ)という血統。2走前の長篠S(1600万下・中京・芝1800m)を勝ってオープン入りし、昇級初戦となった前走の小倉大賞典(GIII)では15番人気ながら5着に好走していた。通算成績28戦6勝。