11日、
船橋競馬場で行われた第54回
ダイオライト記念(4歳上、交流GII・ダート2400m、1着賞金4000万円)は、
戸崎圭太騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.1倍)
フリオーソ(牡5、船橋・川島正行厩舎)がスタートからハナを奪い、直線に入って後続を突き放すと、2番人気
マイネルアワグラスに4馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分32秒1(稍重)。さらに2馬身差の3着に3番人気
ロールオブザダイスが入った。
勝った
フリオーソは
父ブライアンズタイム、
母ファーザ(その父Mr.Prospector)という血統。06年7月のデビューから2連勝し、同年の
全日本2歳優駿(交流GI)、07年
ジャパンダートダービー(交流GI)を制覇。昨年のこのレースで5馬身差の圧勝を見せ、続く
帝王賞で交流GI・3勝目を挙げている。前走の
川崎記念(交流GI)では
カネヒキリの2着に入っていた。通算成績21戦7勝(うち
JRA4戦0勝、重賞5勝)。
【戸崎騎手のコメント】
「乗っていれば勝てると思っていたので、落ちないように気をつけました(笑)。直線では手応え十分だったので、追うこともなく、ステッキを入れることもなく、そのまま回ってきたという感じですね。楽勝です」
【川島調教師のコメント】
「今後は
かしわ記念に向けて調整していきたいと思います」
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。