11日、阪神競馬場で行われた第52回
阪神牝馬S(4歳上牝、GII・芝1400m)は、
四位洋文騎手騎乗の7番人気
ジョリーダンス(牝8、美浦・
堀宣行厩舎)が、中団追走から直線に向いて鋭く伸び、3番人気
ザレマに1.1/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分21秒4(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には4番人気
オディールが入り、1番人気の
ポルトフィーノは直線で伸びを欠き8着に敗れている。
勝った
ジョリーダンスは、
父ダンスインザダーク、
母ピーターホフズパティア(
その父Peterhof)という血統。一昨年の
阪神牝馬Sで重賞初制覇を飾り、その後は07年
安田記念(GI)3着、07年
阪神C(GII)2着、08年
スワンS(GII)3着など牡馬相手にも好走。今回が一昨年のこのレース以来、2年ぶりの勝利となった。通算成績33戦7勝(重賞2勝)。
鞍上の
四位洋文騎手は
アサクサキングスで制した
阪神大賞典(GII)に続く今年の
JRA重賞3勝目で、通算61勝目。管理する
堀宣行調教師は
キンシャサノキセキで制した昨年の
函館スプリントS(GIII)以来の
JRA重賞制覇で、通算では7勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。