3日、荒尾競馬場で行われた第34回荒尾ダービー(3歳、ダート2000m、1着賞金100万円)は、倉富隆一郎騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.2倍)ギオンゴールド(牝3、佐賀・九日俊光厩舎)が、スタートからハナを奪い、2番人気ティピカルに1.1/2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは2分13秒8(良)。さらに1馬身差の3着には8番人気テイエムヒッカテが入った。

　勝ったギオンゴールドは、父ゴールドヘイロー、母マルタカウィーラ(その父アレミロード)という血統。昨年7月のデビューから5連勝で九州ジュニアグランプリ(荒尾)を制覇。今年に入っても花吹雪賞(佐賀)、ル・プランタン賞(佐賀)を制しており、今回の勝利で重賞4勝目となった。通算成績10戦9勝。