9日、京都競馬場で行われた第57回
京都新聞杯(3歳、GII・芝2200m)は、
四位洋文騎手騎乗の1番人気
ベストメンバー(牡3、栗東・
宮本博厩舎)が、先団追走から直線に向くと、競り合いの中から抜け出し、3番人気
デルフォイの追い上げを1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分13秒0(良)。さらに1馬身差の3着には4番人気
ロードロックスターが入った。
勝った
ベストメンバーは、
父マンハッタンカフェ、母が
JRA2勝の
グレートキャティ(
その父サクラユタカオー)という血統。昨年9月のデビュー戦(阪神・芝1800m)を勝利で飾ると、今年1月の
寒竹賞(500万下、中山・芝2000m)で2勝目。
若葉S(OP、阪神・芝2000m)を制して臨んだ前走の
皐月賞(GI)では5着に好走していた。通算成績7戦4勝(重賞1勝)。
鞍上の
四位洋文騎手は
ジョリーダンスで制した
阪神牝馬S(GII)に続く今年の
JRA重賞4勝目で、通算62勝目。管理する
宮本博調教師は
デグラーティアで制した昨年の
小倉2歳S(GIII)に続く
JRA重賞通算2勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。