現地時間17日、
シンガポール・クランジ競馬場で行われた
シンガポール航空国際C(3歳上、星G1・芝2000m、12頭立て)に日本の
タスカータソルテ(牡5、栗東・
藤原英昭厩舎)が出走。やや出遅れ気味のスタートから徐々に進出したが、直線で伸びを欠き5着に敗れた。
勝ったのは2番手追走から早めに抜け出した、T.
ペレイラ騎手騎乗のグロリアデ
カンペオン Gloria de Campeao(牡5、仏・P.バリー厩舎)で、勝ちタイムは1分59秒20(良)。アタマ差の2着にプレスヴィス
Presvis、さらに2.3/4馬身差の3着に
バンカブル Bankable、さらに1.1/2馬身差の4着に
ポンペイルーラー Pompeii
Rulerが入った。
勝ったグロリアデ
カンペオンは、父
Impression(
その父Rubiano)、
母Audacity (その父
Clackson)という血統のブラジル産馬。06年11月にブラジルでデビューし、同地で重賞2勝を挙げた。その後、07年に現厩舎へ移籍し、前走のドバイワールドC(首G1)では2着に入っていた。通算20戦7勝(重賞3勝)。
【
岩田康誠騎手のコメント】
「手応えはありましたが、最後はジリ脚になってしまいました」
【
藤原英昭調教師のコメント】
「この馬にとっては馬場が重かったように感じました。3着くらいはあってもよかったかなと思います。
シンガポール遠征はよい経験になりました。またチャンスがあれば
シンガポールに遠征したいです」