31日、東京競馬場で行われた第76回
日本ダービー(3歳牡牝、GI・芝2400m)は、
横山典弘騎手騎乗の2番人気
ロジユニヴァース(牡3、美浦・
萩原清厩舎)が、道中は離れた3番手を追走。直線に向いて内ラチ沿いから抜け出すと、5番人気
リーチザクラウンに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分33秒7(不良)。さらにアタマ差の3着には8番人気
アントニオバローズが入り、1番人気の
皐月賞馬
アンライバルドは中団追走から直線で伸びを欠き、12着に敗れた。
勝った
ロジユニヴァースは、
父ネオユニヴァース、
母アコースティクス(
その父Cape Cross)という血統。叔母に
モンローブロンド(
ファンタジーS-GIII・2着)、叔父に
ノットアローン(
ラジオNIKKEI賞-GIII・2着)がいる。
昨年7月6日のデビュー戦(阪神・芝1800m)を勝利で飾ると、続く
札幌2歳S(GIII)で重賞初制覇。ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)では2着の
リーチザクラウンに4馬身差をつけて快勝し、今年初戦となった
弥生賞(GII)では鮮やかな逃げ切り勝ちを見せた。単勝1.7倍の1番人気で出走した
皐月賞(GI)で14着に敗れ、デビューからの連勝は4でストップしたが、今回、
皐月賞の雪辱を果たすとともに、06年生まれのサラブレッド7768頭の頂点に輝いた。通算成績6戦5勝(重賞4勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。