2日、
門別競馬場で行われたダービーウイーク第3戦・第37回
北海優駿(3歳、ダート2000m、1着賞金500万円)は、
宮崎光行騎手騎乗の2番人気
アラベスクシーズ(牡3、北海道・
堂山芳則厩舎)が、好位追走から4角あたりで先頭に並びかけ、1番人気フーガとの壮絶な叩き合いをアタマ差制し優勝した。勝ちタイムは2分11秒1(良)。さらに5馬身差の3着に7番人気
モエレアウトランが入った。
勝った
アラベスクシーズは、
父カコイーシーズ、
母アリエルスキー(
その父マルゼンスキー)。半兄に南関東で12勝を挙げている
キングビスケット(牡7、大井・
栗田裕光厩舎、
父シャンハイ)がいる血統。
昨年8月のデビューは2着に敗れたが、2戦目(旭川・ダート1500m)で2着に7馬身差をつけ初勝利。続く
シニスターミニスター賞(旭川・ダート1600m)も4馬身差で制すと、水沢に遠征した
南部駒賞では
ワタリシンセイキ、
マヨノエンゼルに続く3着に入った。同レース以来、約5か月ぶりの前走となった
北斗盃(札幌)では、1番人気に推されたが2着に敗れていた。通算成績6戦3勝(重賞1勝)。