南アフリカへのトレードが決まった
アドマイヤメイン(牡6)が10日、出国検疫を無事に終えて道営の検疫所を出発した。
同馬は、
父サンデーサイレンス、母は97年
クイーンS(GIII)の勝ち馬プロモーション(
その父ヘクタープロテクター)という血統。北海道安平町のノーザンファームの生産馬で、03年のセレクトセール当歳において1億3900万円(税抜)で近藤利一氏によって落札された。
現役時代は栗東・橋田満厩舎に所属し、軽快な逃げ脚を武器に06年の
青葉賞(GII)、
毎日杯(GIII)に優勝したほか、
日本ダービー(GI)は
メイショウサムソンの2着、
菊花賞(GI)は
ソングオブウインドの3着と活躍した。通算成績22戦4勝(うち海外1戦0勝、重賞2勝)。
今春から社台スタリオン
ステーションで種牡馬生活をスタートさせたが、海外移籍が決定し、5月中旬に種付けを終了。来春産声を上げる産駒に期待が寄せられている。