4日、札幌競馬場で行われた大沼S(3歳上OP、ダート1700m)は、勝浦正樹騎手騎乗の1番人気アドマイヤスバル(牡6、栗東・中尾秀正厩舎)が、好位追走から直線に向いて鋭く抜け出すと、3番人気フリートアドミラルに1.1/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分44秒4(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には9番人気タガノサイクロンが入った。

　勝ったアドマイヤスバルは、父アドマイヤボス、母はJRA1勝のアドマイヤエール(その父ジェネラス)という血統。叔父にスターキングマン(東京大賞典-交流GI)がいる。これまでに07年霜月S(OP)、08年オアシスS(OP)などを制しており、08年根岸S(GIII)3着など重賞でも好走。今年5月のオアシスSでオープン特別3勝目を挙げており、今回はトップハンデとなる58kgでの出走だった。通算成績29戦9勝。