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プロキオンS、ランザローテが重賞初制覇

  • 2009年07月12日(日) 15時35分
 12日、阪神競馬場で行われた第14回プロキオンS(3歳上、GIII・ダート1400m)は、武豊騎手騎乗の3番人気ランザローテ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)が、道中好位からレースを進めて直線へ向くと、先に抜け出した1番人気トーホウドルチェをゴール前でアタマ差とらえて優勝した。勝ちタイムは1分22秒7(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には2番人気バンブーエールが入った。

 勝ったランザローテは、父が先月22日に急性心不全のため死亡したアグネスタキオン、母はJRA2勝のトキオタヒーチ(その父Wild Again)という血統。03年セレクトセール当歳にて3200万円(税抜)で落札されている。06年6月のデビュー戦(函館・ダート1700m)を10馬身差で圧勝すると、その後はダートの短距離を中心に勝ち星を重ね、今年1月の羅生門S(1600万下、京都・ダート1400m)を勝ってオープン入り。昇級初戦のマーチS(GIII)は9着、前走のオアシスS(OP)は5着に敗れていた。通算成績10戦6勝(重賞1勝)。

 鞍上の武豊騎手ウオッカで制した安田記念(GI)に続く今年のJRA重賞6勝目で、通算260勝目。管理する池江泰寿調教師はドリームジャーニーで制した宝塚記念(GI)に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算10勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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