19日、福山競馬場で行われた第2回福山ス
プリントC(中国・四国地区交流、ダート1250m、1着賞金60万円)は、
岡田祥嗣騎手騎乗の1番人気
ファンドリコンドル(牡6、高知・
雑賀正光厩舎)が道中は中団を追走し、4コーナーで先行集団に並びかけると、2番人気
コスモハードリカー(福山)に3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分21秒7(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には3番人気
トミノプラネット(福山)が入った。
勝った
ファンドリコンドルは、
父エルコンドルパサー、
母マサコチャン(
その父サンデーサイレンス)。伯父に
ニッポーテイオー(87年天皇賞などGI・3勝)、伯母に
タレンティドガール(87年
エリザベス女王杯-GI)がいる血統。06年1月に栗東・高橋成忠厩舎からデビューし、7戦目で初勝利。08年には同厩の
メイショウサムソンが
凱旋門賞に挑戦する際、帯同馬として渡仏した。今年に入り現厩舎へ転厩。移籍後は8戦7勝と好走を続けており、今回の勝利が中央・地方通じての重賞初制覇となった。通算成績48戦10勝(うち
JRA38戦2勝、海外1戦0勝、重賞1勝)。