25日、小倉競馬場で行われた第11回
小倉サマージャンプ(障害3歳上、JGIII・芝3390m)は、
西谷誠騎手騎乗の1番人気
エイシンボストン(牡7、栗東・松永昌博厩舎)が、中団追走から徐々に進出して4角手前で先頭に立つと、直線追い込んだ10番人気
マンノレーシングに3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは3分40秒9(良)。さらに1馬身差の3着には4番人気
テイエムトッパズレが入った。
勝った
エイシンボストンは、
父Cat Thief、
母Mather Miss(
その父ブラックタイアフェアー)という血統の米国産馬。04年7月にデビューし、平地では3勝をマーク。発馬機の設置位置を誤って行われた2走前の障害3歳上OP(東京・芝→ダート3285m)で障害2勝目を挙げると、前走の
東京ジャンプS(JGIII)で重賞初制覇を飾っていた。今回の勝利で連勝を3に伸ばし、重賞は2連勝となった。通算成績43戦7勝(うち障害10戦4勝、重賞2勝)。
鞍上の
西谷誠騎手は
エイシンボストンで制した
東京ジャンプS(JGIII)に続く今年の
JRA重賞2勝目で、通算11勝目。管理する松永昌博調教師も同レースに続く今年の
JRA重賞2勝目、通算では3勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。