26日、札幌競馬場で行われたサマー2000シリーズ第2戦・第45回
函館記念(3歳上、GIII・芝2000m)は、
秋山真一郎騎手騎乗の4番人気
サクラオリオン(牡7、栗東・池江泰郎厩舎)が道中は中団を追走。3角から4角にかけて徐々に進出し、直線で10番人気
マヤノライジンとの競り合いを1/2馬身差制して優勝した。勝ちタイムは2分00秒6(良)。さらにクビ差の3着には8番人気
メイショウレガーロが入った。1番人気
マイネルチャールズは12着に敗れている。
勝った
サクラオリオンは、
父エルコンドルパサー、
母サクラセクレテーム(
その父Danzig)。半兄に08年
赤レンガ記念(札幌)など重賞2勝の
サクラハーン(牡10、北海道・
石本孝博厩舎、
父アフリート)がいる血統。
昨年8月の
ポプラS(1600万下、札幌・芝2000m)を勝ってオープン入りを果たし、今年の
中京記念(GIII)では15番人気の低評価を覆し重賞初制覇を果たした。その後は
新潟大賞典(GIII)、
金鯱賞(GII)ともに13着と大敗が続いたが、前走の
巴賞(OP)は3着に好走していた。通算成績32戦6勝(重賞2勝)。
鞍上の
秋山真一郎騎手は、同馬で制した
中京記念に続く今年の
JRA重賞2勝目で、通算17勝目。管理する池江泰郎調教師は、
アプレザンレーヴで制した
青葉賞(GII)に続く今年の
JRA重賞3勝目で、通算63勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。