26日、小倉競馬場で行われた
KBC杯(3歳上OP、ダート1700m)は、
浜中俊騎手騎乗の3番人気
マルブツリード(牡6、栗東・
大根田裕之厩舎)が、3番手追走から4角で先頭に並びかけると、直線を向いてリードを広げ、逃げ粘る4番人気
コウジンアルスに3.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分43秒7(不良)。さらに3/4馬身差の3着には2番人気
タガノサイクロンが入った。1番人気の
メイショウサライは5着。
勝った
マルブツリードは、
父アフリート、
母シェーラザード(
その父Sadler's Wells)という血統。05年9月のデビューから3戦目で初勝利を挙げると、ダートの中距離戦を中心に勝ち星を重ねて、08年
梅田S(1600万下、阪神ダート2000m)を勝ってオープン入り。その後も
ブリリアントS(OP)3着、
師走S(OP)2着とオープンでも好走を続けていたが、前走の
アルデバランS(OP)は
ウォータクティクスの8着に敗れており、今回はそれ以来5か月ぶりの実戦だった。通算成績27戦6勝(うち地方1戦0勝)。