9日、札幌競馬場で行われた
函館2歳S(2歳、GIII・芝1200m)は、
岩田康誠騎手騎乗の1番人気
ステラリード(牝2、栗東・
森秀行厩舎)が、道中好位のインコースからレースを進めると、直線に向いて鋭く抜け出し、2番人気
キョウエイアシュラの追撃をアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分09秒7(良)。さらに1馬身差の3着には6番人気
ソムニアが入った。
勝った
ステラリードは、
父スペシャルウィーク、母が
JRA3勝の
ウェルシュステラ(
その父Zafonic)という血統。7月4日のデビュー戦(札幌・芝1200m)を5番人気(単勝7.4倍)で制してここに臨んでいた。通算成績2戦2勝(重賞1勝)。
岩田康誠騎手は
アンライバルドで制した
皐月賞(GI)に続く今年の
JRA重賞4勝目で、通算28勝目。管理する
森秀行調教師は
ビクトリーテツニーで制した08年
カペラS(GIII)以来の
JRA重賞制覇で、通算では40勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。