現地時間6日、仏・ロンシャン競馬場で行われたムーランドロンシャン賞(3歳上、仏G1・芝1600m、9頭立て)は、R.ヒルズ騎手騎乗の2番人気
アクラーム
Aqlaam(牡4、英・W.ハガス厩舎)が、フェイマスネーム
Famous Nameに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分38秒87(稍重)。さらに2.1/2馬身差の3着にはヴァーチャル
Virtualが入り、1番人気に推された
C.ルメール騎手騎乗の仏1000ギニー勝ち馬イルーシヴウェーブ Elusive Waveはスタートが切られてもゲートを出ず、競走を中止している。
勝った
アクラームは、
父Oasis Dream、
母Bourbonella(
その父Rainbow Quest)という血統の英国産馬。昨年の
ジャージーS(英G3)、今年のサマーマイルS(英G2)を制しているほか、今年はクイーンアンS(英G1)3着、
ジャックルマロワ賞(仏G1)2着とG1でも好走を見せており、今回が4回目の挑戦でのG1初制覇となった。通算成績8戦4勝(重賞3勝)。