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藤沢和雄調教師、JRA通算1000勝達成

  • 2009年09月27日(日) 19時30分
 27日、中山競馬場で行われた8R・500万下(芝2000m)で、池添謙一騎手騎乗の4番人気ワールドカルティエ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)が優勝。同馬を管理する美浦・藤沢和雄調教師(58)は、史上13人目、現役最多となるJRA通算1000勝を達成した。

 同師は美浦・野平祐二厩舎などの調教助手を経て、87年に調教師免許を取得。92年ニュージーランドT4歳S(GII、シンコウラブリイ)で重賞初制覇。93年には同馬でマイルCSに優勝しGI初制覇を達成した。これまでにタイキシャトル(ジャックルマロワ賞-仏G1などGI・5勝)、シンボリクリスエス(02年、03年天皇賞・秋有馬記念-GIを連覇)、ゼンノロブロイ(04年ジャパンCなどGI・3勝)、バブルガムフェロー(96年天皇賞・秋-GI、95年朝日杯3歳S-GI)、ダンスインザムード(04年桜花賞-GI、06年ヴィクトリアマイル-GI)など多数の活躍馬を管理している。JRA重賞は通算80勝(GI・21勝)。27日現在のJRA通算成績は5395戦1000勝(うち障害98戦16勝)、地方27戦5勝。これまでJRA賞を95〜05年の11年連続など計14度受賞している。

藤沢和雄調教師のコメント】
「達成に少し時間がかかり、いつも応援してもらっている皆様にはご迷惑をおかけしましたが、ようやく達成できました。

 (約22年でのスピード達成については、)上手な騎手に騎乗してもらったことや、馬主さんに良い馬をたくさん預けてもらったおかげであり、ありがたく思っています。

 思い出に残る馬としては、この中山競馬場での引退レースを勝てなかったタイキシャトル、また最後を飾ることができたシンボリクリスエスが挙げられます。

 1,000勝は多くの皆様のおかげであり、私は厩舎スタッフを代表して表彰してもらっていると思っています。今後の目標は、しばらくご無沙汰しているGIレースでの勝利です。またここでインタビューをしてもらえるよう頑張ります」

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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