25日、京都競馬場で行われた第70回
菊花賞(3歳牡牝、GI・芝3000m)は、
浜中俊騎手騎乗の8番人気
スリーロールス(牡3、栗東・武宏平厩舎)が、好スタートから道中は離れた4、5番手を追走。直線に向いて脚を伸ばすと、中団から追い上げた7番人気
フォゲッタブルとの競り合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは3分03秒5(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には6番人気
セイウンワンダーが入り、2番人気
イコピコは4着、大逃げを打った1番人気
リーチザクラウンは5着、3番人気の
皐月賞馬
アンライバルドは15着に敗れた。
勝った
スリーロールスは、父が96年の
菊花賞馬
ダンスインザダーク、母は01年
府中牝馬S(GIII)3着の
スリーローマン(
その父ブライアンズタイム)という血統。昨年10月26日のデビュー戦(京都・芝1800m)は
アンライバルド、
リーチザクラウン、
ブエナビスタに次ぐ4着。3戦目で初勝利を挙げると、5月の3歳500万下(京都・芝18000m)で2勝目をマーク。前走の
野分特別(1000万下、阪神・芝1800m)を4馬身差で快勝し、今回は抽選を突破しての出走だった。通算成績11戦4勝(重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。