31日、東京競馬場で行われた
ブラジルC(3歳上OP、ダート2100m)は、
中舘英二騎手騎乗の3番人気
エーシンモアオバー(牡3、栗東・沖芳夫厩舎)が、好スタートからハナを切ると、直線でも脚色は衰えず、外から差を詰めた2番人気
ゴールデンチケットの追撃を1.1/4馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分10秒0(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には4番人気
マイネルアワグラスが入った。1番人気の
ダークメッセージは6着に敗れている。
勝った
エーシンモアオバーは、
父マンハッタンカフェ、母は
JRA6勝の
オレゴンガール(
その父Rubiano)。08年11月のデビュー以降、芝の中距離を中心に使われていたが、初ダートとなった6月の未勝利戦(札幌、ダート1700m)では後続に7馬身差をつける圧勝で、9戦目にして初勝利を挙げた。その後も500万下、
千歳特別(1000万下)、
しらかばS(OP)と札幌ダート1700mをいずれも逃げ切りで4連勝。今回の勝利で、ダートに転向してから無傷の5連勝を達成した。通算13戦5勝。