1日、東京競馬場で行われた第140回
天皇賞・秋(3歳上、GI・芝2000m)は、
横山典弘騎手騎乗の5番人気
カンパニー(牡8、栗東・
音無秀孝厩舎)が、道中は中団のインコースを追走。直線半ばで一気に抜け出すと、7番人気
スクリーンヒーローに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分57秒2(良)のタイレコード。1番人気
ウオッカは後方追走から直線で馬群を割って伸びたものの、さらにクビ差の3着に敗れている。
勝った
カンパニーは、
父ミラクルアドマイヤ、母が
JRA3勝の
ブリリアントベリー(
その父ノーザンテースト)。半兄に
レニングラード(
アルゼンチン共和国杯-GII、
父トニービン)がいる血統。
これまでに重賞7勝を挙げており、前走の
毎日王冠(GII)では
ウオッカ以下を抑えて快勝。GIでは07年のこのレースで
メイショウサムソンの3着、昨年のこのレースでも勝った
ウオッカと同タイムの4着に入るなど好走を見せており、今回13回目の挑戦で悲願のGI初制覇を果たした。通算成績34戦11勝(重賞8勝)。