15日、東京競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1300m)は、
戸崎圭太騎手騎乗の4番人気
ケイアイツバキ(牡2、美浦・柴崎勇厩舎)が、1番人気
タケショウカヅチにクビ差をつけて優勝。これが新種牡馬
タップダンスシチー産駒の中央初勝利となった。勝ちタイムは1分19秒4(重)。さらにクビ差の3着には2番人気
ディアトラが入った。
同馬の
父タップダンスシチーは、
父Pleasant Tap、
母All Dance(
その父Northern Dancer)という血統。02年朝日
チャレンジC(GIII)で重賞初制覇を飾ると、03年
ジャパンC(GI)では2着に9馬身差をつけて逃げ切りGI初制覇。翌年は
宝塚記念(GI)を制した後、
凱旋門賞(仏G1、17着)にも挑戦した。8歳を迎えても
金鯱賞で同一重賞3連覇を達成するなど、長きに渡り第一線で活躍をみせた。通算成績42戦12勝(海外1戦0勝、重賞7勝)。
05年
有馬記念12着を最後に現役を引退。現在は北海道日高町のブ
リーダーズスタリオン
ステーションで繋養されており、初年度は163頭に種付けを行い、107頭が血統登録されている。なお、地方では7月3日の浦和2Rにて
アールパラダンスが産駒初勝利を挙げている。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ケイアイツバキ(牝2)
父:タップダンスシチー母:レディーマジョラム母父:アフリート厩舎:美浦・柴崎勇
通算成績:3戦1勝