18日、前日までの雨が止み、晴天に恵まれた
船橋競馬場で、無敗の
東京ダービー制覇、史上初の
東京大賞典連覇、地方馬初のドバイワールドC挑戦、
かしわ記念、
川崎記念、
帝王賞を含む交流GI・5勝を挙げた
アジュディミツオー(牡8)の引退式が行われた。
06年
かしわ記念優勝時のゼッケン2番をつけ、
内田博幸騎手とのコンビでラストランを行い、スタンド前では現役時を彷彿させる加速で元気一杯なところをアピール。
ファンの前で
ガッツポーズを見せた
内田博幸騎手は、「一番記憶に残るレースは、初めて勝った
東京大賞典。名勝負といえば
カネヒキリとの
帝王賞だと思います。本当に元気で迫力を感じる馬でした。この馬のお陰で、本当にいろんな経験が出来た。ドバイを含めいろんな場所に行けたし、大きなレースを沢山勝たせてもらったし、記録も達成させてもらった。自分は
JRAに移ったけど、
JRAでリーディングを取ることが、川島調教師及び馬主さん、関係者への恩返しになると思う。本当に感謝しています」とコメント。
川島正行調教師は「今日も元気良い走りだった。見ていて涙がこぼれそうになった。種牡馬になっても良い子供を出して欲しいね」とコメントした。
なお、
アジュディミツオーは来春から北海道・新ひだか町の
アロースタッドで種牡馬生活をスタートさせる予定。