16日、
川崎競馬場で行われた第60回
全日本2歳優駿(2歳、交流GI・ダート1600m、1着賞金3500万円)は、濱口楠彦騎手騎乗の2番人気
ラブミーチャン(笠松)が、スタート直後から先手を奪うと直線に入ってもリードを保ち、7番人気
ブンブイチドウ(北海道)に1.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分40秒0(重)。さらにアタマ差の3着には5番人気
アースサウンド(
JRA)が入った。1番人気ビッグバンは7着。
勝った
ラブミーチャンは、デビュー戦(笠松)、
ジュニアクラウン(笠松)を圧勝後、中央の2歳500万下(京都・ダート1200m)をレコード勝ちし、前走の
兵庫ジュニアグランプリ(交流GII)も逃げて快勝。今回の勝利でデビュー以来無傷の5連勝となった。
【濱口騎手のコメント】
「いやぁ、ミーチャンはすごい馬です。速くて強くてって感じでした。今日は今までで一番良いスタートが切れましたね。よく辛抱してくれました。勝負根性もあるみたいで素晴らしい馬です。もっともっと強い
ラブミーチャンを応援して下さい」
【柳江調教師のコメント】
「“うれしい”しかないですね。左回り、千六、強い道営馬相手と、よくいろんな条件をクリアしてくれました。今後は馬やオーナーと相談してからになりますが、フットワーク的には芝もクリアしてくれそうですね」
【勝ち馬プロフィール】
◆
ラブミーチャン(牝2)
父:サウスヴィグラス母:ダッシングハニー母父:アサティス厩舎:笠松・柳江仁
馬主:小林祥晃
生産者:グランド牧場
通算成績:5戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:
兵庫ジュニアグランプリ(交流GII)
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。