エーシンホワイティは、安藤勝を背に朝一番の栗東DPに姿を現した。先行する
テンシノアスター(3歳未勝利)を前に見ながら、道中はゆったりしたペース。半マイルを過ぎてスピードアップした。
馬体を合わせて、最後の直線へ。ラスト1Fで名手の手が動くと、瞬時に鋭い反応であっさりと1馬身先着。5F67.0-36.4-11.7秒と切れのある動きを披露した。
朝日杯FS(9着)に続いて、手綱を取る安藤勝は「調教ではゆったりとしている。追ってからしっかりとしていたね」と状態の良さを確認した。
ブイコナンは栗東Bで単走追い。6F85.2-39.2-11.9秒でしまいを強調した。福島師は「上がりだけのつもりだったが、しっかりと伸びてくれた。予定通りの調教はできた」と仕上げに満足感を漂わせる。重賞初挑戦だが「前走は6着でも差はなかった。これまで強いところと戦ってきているので楽しみはある」と色気をのぞかせた。
提供:デイリースポーツ