ピサノユリシーズはEを半周したあと、DPをキャンターで1周。しなやかな動きで駆け抜けた。安田翔助手は「中1週なのでソフトに。ブリンカーを装着しているように、まだ馬は子どもだけど、前向きさは出てきましたね」と気性面の成長を評価する。1枠2番からの発進にも「ロスなく運べるいい枠」と前向きだ。
未勝利戦を圧勝した
メイショウカンパクは、坂路を1本。使い詰めだが「タフな馬で疲れは全くない。精神的にもカリカリしていた2走前に比べれば、ずっと落ち着いている」と三浦助手は出来の良さに胸を張る。
朝日杯FS7着の
キョウエイアシュラは坂路を1本。騎乗した小林慎(レースは三浦)は「前回よりどっしりとしているし、幅が出て男馬らしくなっている。ここ2走は不利などでツキがなかった」と巻き返しを描く。
エーシンホワイティも坂路へ。「スタートだけ。前回はゲート内でもたれたみたい。練習したので今度は大丈夫だと思う。五分に出て流れに乗れれば」と田代助手は力を込めた。
提供:デイリースポーツ