昨年の
全日本2歳優駿(交流GI)を優勝し、NAR
グランプリ2009
年度代表馬に2歳馬として初めて選ばれた
ラブミーチャン(牝3、笠松・柳江仁厩舎)の半弟が、ホッカイドウ競馬の若松平厩舎へ15日に入厩した。
「
ホクト」の馬名で競走馬登録された同馬は、父が今年初年度産駒を送り出す
スズカマンボ、
母ダッシングハニー(
その父アサティス)という血統。現在、春以降のデビューを目指して調教が行われている。
厩舎関係者のコメントは以下の通り。
【若松平調教師】
「入厩前からグランド牧場でしっかりと馴致調教されていましたので、馬場入りもスムーズで問題なかったです。馬体も470kgと大柄でこれからペースを上げて鍛えていきます。ホッカイドウ競馬を代表するような立派な競走馬となってほしいですね」
【
佐々木国明騎手】(若松平厩舎所属)
「まだ、入厩して間もないので、本格的な乗り込みはこれからですが、非常にバネがあり、身体能力の高さを感じます。偉大な姉(
ラブミーチャン)と比較されるのは、ちょっと可愛そうかもしれませんが、この仔にも将来性が感じられますし、とても期待のかかる1頭ですね」
【松田重夫厩務員】
「普段は、やんちゃで元気いっぱいですよ。飼い葉もよく食べますし、牧場から厩舎へと環境が変わっても動じることなく過ごしていますね。頑張ってほしいです」
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。