2009年度NAR
グランプリ授賞式が4日、東京都内にて開催された。
2歳馬として初の
年度代表馬に輝いた
ラブミーチャン陣営のコメントは以下の通り。
【小林祥晃(ドクターコパ)氏】
まともに重賞も勝ったこともないようなオーナーが、いきなりこのような賞を頂いて神様に感謝しないといけないですね。
ラブミーチャンを初めて見たのは1歳のセリ前です。「今年のグランド牧場の馬はいいよ」と聞いたんです。軽い気持ちで行ったのですが、大好きな
サウスヴィグラスの産駒でもあったので購入しました。何頭か買ったうちの一頭だったので、相馬眼があるというわけではないのですが。春の目標は
桜花賞。中央に入厩した時には、調教についていくのも大変でした。なので、
フィリーズレビューで通用するかは分からないですが、権利が獲れれば
桜花賞に行きたいです。
【柳井仁調教師】
とても光栄で重い賞を頂きました。これまでの5戦は心配ばかりでした。どうやったらいい結果が出るかとか、レース前の体調や使った後のことなど、そういう心配ばかりを重ねて、結果を出せました。希望より心配。それがレースでは勝ってくる、関心するくらい走ってくれましたね。心配をするのも調教師の仕事ですよ。次走に向けてスムーズな調教を消化しています。中間は少し流して、中3日4日で最終追い切り。地元のメンバーとはいえ、しっかりと調整していきます。
【濱口楠彦騎手】
こんな素晴らしい馬に乗せてもらってありがたいですね。
JRAで勝ったときに、「これはちょっと違うね」と感じました。今後は芝もこなせると思います。
桜花賞まで一気にいければいいですね。距離は勝手に走っていっちゃうので、折り合いさえつければ2000mくらいまでは大丈夫。あの馬の能力を信じます。