現地時間27日にドバイ・メイダン競馬場で行われるドバイ国際諸競走に出走する日本馬の調教状況及び関係者のコメントが23日、
JRAより発表された。
◆ドバイワールドC(首G1・オールウェザー2000m)
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レッドディザイア(牝4、栗東・
松永幹夫厩舎)
【調教状況】
齋藤調教助手を背にオールウェザーで追い切り(単走)
【関係者コメント】
(
松永幹夫調教師)
「前走後も変わりなく順調にきており、上積みも期待できそうです。今日の追い切りは、5Fから強めに追いましたが、やりすぎにならないよう注意を払いました。前走の出来であれば、好勝負になると思います。明日、明後日は馬場入りせずに、金曜日にコースに入れるつもりです。」
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ドバイシーマクラシック(首G1・芝2410m)
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ブエナビスタ(牝4、栗東・松田博資厩舎)
【調教状況】
松田調教助手を背にオールウェザーでキャンター(単走)1週
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ドバイゴールデンシャヒーン(首G1・オールウェザー1200m)
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ローレルゲレイロ(牡6、栗東・
昆貢厩舎)
【調教状況】
上籠調教助手を背にオールウェザーで軽いキャンター(単走)1週
【関係者コメント】
(
昆貢調教師)
「元来体調の変化が少なく、気を遣わなくて良い馬なので、今回も状態は良い感じです。明日、追い切りを行う予定です。栗東の坂路に比べて負荷が少ないので、ある程度強く追い切ります。枠番は内枠の4番ということですので、非常に良い枠が当たったと思います。」
◆ゴドルフィンマイル(首G2・オールウェザー1600m)
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グロリアスノア(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)
【調教状況】
小林慎一郎騎手を背にオールウェザーで3Fから強めに(単走)
【関係者コメント】
(
矢作芳人調教師)
「元々輸送減りしない馬で、飼葉もよく食べており、日本にいるときよりもむしろ良い状態です。日曜日はゲートのスクーリングを、月曜日はパドックのスクーリングをしてちょっといれ込みましたが、逆に不安はなくなりました。今日の追い切りでは、沈み込むような形でしっかり走っており、追い切り後も歩様が乱れるようなこともなかったので良かったと思います。明日は運動とプールのみにとどめ、木曜・金曜と微調整をやっていきます。一番気楽な立場だと思うので、他の日本馬のためにも良い先陣を切りたいと思っています。」
撮影:國廣陽子
使用機材:Canon EOS1D markIV
協力:
Team Japan Keiba