14日、
船橋競馬場で行われた第14回
マリーンC(3歳上牝、交流GIII・ダート1600m、1着賞金2500万円)は、
四位洋文騎手騎乗の4番人気
トーホウドルチェが2番手追走から、直線脚を伸ばし先頭に躍り出ると、追い上げた1番人気
ラヴェリータをハナ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分39秒2(重)。さらに1.1/2馬身差の3着には3番人気
ユキチャンが入った。
勝った
トーホウドルチェはこれが重賞初制覇となった。なお、
トーホウドルチェ関係者によるレース後のコメントは以下のとおり。
【四位騎手】
ここ数週間、攻め馬に乗っていて、調子がいいのはわかっていた。最初はハナに行こうかと思ったけど、2番手でうまく折り合えた。あとの相手は
ユキチャンと岩田くんの馬(
ラヴェリータ)だとは思っていた。最後はバテバテで交わされたかと思ったけど、なんとか粘ってくれた。
今日は久々に船橋で勝たせてもらった。久々すぎて、道に迷ってしまうくらいだったので、次回はスッと来られるようにしたい。
【田島良保調教師】
距離とか体重とか気になっていたが、頑張ってくれた。ジョッキーが調教も乗ってくれていたので、注文はなかった。うまく馬の気持ちをなだめてくれた。
小回りには期待していたが、一周回るのが初めてだったので心配していた。最後は調教師席から見ていて3着かと思った。今後は小回り左回りも問題ないとわかったので、ダート
グレード競走を使っていきたい。
【勝ち馬プロフィール】
◆
トーホウドルチェ(牝5)
父:サウスヴィグラス母:トーホウウインド母父:ブライアンズタイム厩舎:栗東・田島良保
馬主:東豊物産
生産者:竹島幸治
通算成績:24戦6勝(うち地方1戦1勝、重賞1勝)
主な成績:09年
プロキオンS(GIII)2着
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。