11日(火)に
JRA宮崎育成牧場で予定されていた九州トレーニングセールが、同県を中心に発生している家畜伝染病の口蹄疫の影響で中止になった。7日に行われた鹿児島県軽種馬協会の緊急理事会で決定した。
口蹄疫は偶蹄類に対して強い感染力を持つ家畜伝染病。奇蹄類である馬への影響はないとみられているが、すでに4万頭を越す牛や豚が殺処分の対象となっている。
九州トレーニングセールには、2歳馬23頭(牡11頭、牝12頭)がラインナップされていた。なお、20日に熊本県家畜市場で行われる予定だった「軽種系1歳馬展示品評会」はすでに中止が発表されている。