東京ダービーを制した
マカニビスティー(牡3歳、大井・松浦備)が、
ジャパンダートダービー・交流GI(7月14日・大井)に出走できないことが明らかになった。
栗東・矢作厩舎からデビューし、春に3歳オープンのダート戦が少ないことで“期間限定”で大井へ転厩。今週中に栗東へ戻るが、同レースを主催する大井競馬には「
地方競馬から転出後、
JRA所属馬として未出走の馬」は交流競走に出走できない規定(南関東の他3場=川崎・船橋・浦和=にはない)があり、出走が不可能に。「新たな試みだったけど、大井競馬を盛り上げようという意味もあったのに残念。納得がいかない」と矢作師。ただ、主催者側も譲る構えはない。規定の変更により、
カネヒキリの
帝王賞出走が可能になったばかりだが「意味合いが違うし、特定の馬に合わせての変更ではない」とした。出走できない場合、
プロキオンS(7月11日・阪神)へ向かう。
提供:デイリースポーツ