日高軽種馬農業協同組合門別種馬場で種牡馬生活を送っていた、米国産種牡馬
キッケンクリス(牡10)が種牡馬生活を引退。生まれ故郷の米国へ帰るために17日午前、6年間を過ごした同種馬場を退厩した。
キッケンクリスは
父Kris S.、
母Kicken Grass(
その父ジェイドハンター)という血統。
アーリントンミリオン(米G1、繰り上がり優勝)やセクレ
タリアトS(米G1)など米国の芝コースで19戦6勝(重賞4勝)という成績を残して05年から日本に導入。ところが思うように配合に恵まれず、種牡馬引退。そして帰国が決まった。
産駒は、昨年8月に
アウラスター(牡4)が小倉競馬場で
JRA初勝利を記録している。