6日、
大井競馬場で行われた第44回
東京盃(3歳上、交流GII・ダート1200m、1着賞金3500万円)は、
藤岡佑介騎手騎乗の圧倒的1番人気(130円)
サマーウインド(
JRA)が、好位追走から早めに先頭に踊り出ると、直線馬群を縫って追い込んだ4番人気
ヤサカファイン(大井)の追撃をハナ差凌ぎ優勝した。勝ちタイムは1分10秒6(稍重)。さらに2馬身差の3着には3番人気
ミリオンディスク(
JRA)が入った。
勝った
サマーウインドは、重賞初制覇を挙げた前走の
クラスターC(交流GIII)に続く重賞連勝となった。
【
藤岡佑介騎手のコメント】
「戻って来て勝ったとわかってホッとしました。今日はずっと手応えもよく、次のことを意識して、速いラップで飛ばそうと思っていました。最後は少しひやっとしましたが…。スピードは1、2を争うのは間違いないので、あとはスタートだけですね。次も頑張りますので、応援よろしくお願いします」
【
庄野靖志調教師のコメント】
「今日は人気もかぶってましたし、勝ててホッとしました。
ヤサカファインがすごい脚で追い込んできたので、負けたかと思いましたよ。この馬はスピードがあって、それを持続できるのが強さ。それを今は生かしきれています。
JBCに向けては、まず疲労回復に努めたいです。限られた時間で立て直さないといけませんね。とにかく今年の大目標に向けて頑張ります」
【勝ち馬プロフィール】
◆
サマーウインド(牡5)
父:タイキシャトル母:シンウインド母父:ウエスタンウインド厩舎:栗東・
庄野靖志通算成績:12戦8勝(地方4戦4勝、重賞2勝)
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。