23日、
笠松競馬場で行われた6R・篠田実退職記念で、4番人気の
クリノタッチンハネ(牡3、笠松・
藤田正治厩舎)が優勝。騎乗していた
安部幸夫騎手(42、愛知・安部弘一厩舎)は、この勝利で地方通算2500勝を達成した。
安部幸夫(あべ ゆきお)騎手は68年6月20日生まれ、愛知県名古屋市出身。87年にデビューし、これまでに00年サラブ
レッドチャレンジC(交流GIII、
ブラウンシャトレー)、07年
サマーチャンピオン(交流GIII、
キングスゾーン)など数々の重賞を制覇。
JRAでも05年
愛知杯(GIII、
マイネソーサリス)、06年
マーメイドS(GIII、
ソリッドプラチナム)の重賞2勝を挙げている。
今年の10月12日には2484勝目を挙げ、坂本敏美元騎手が88年までに記録した名古屋競馬最多勝記録を22年ぶりに更新していた。23日終了現在の通算成績は地方16547戦2501勝、
JRA915戦22勝。
なお、記念セレモニーは29日(月)に
名古屋競馬場で行われる予定となっている。
【安部騎手のコメント】
「偉大な坂本敏美騎手の勝鞍を超え、2500勝という区切りを達成できて嬉しく思っています。ここまで支えてくださった馬主さん、調教師さん、厩務員さんを始め、ファンの方々に感謝しています。また、坂本敏美騎手を超えたときと今回は、同じ
クリノタッチンハネ号での達成でした。この巡り合わせにも感謝しています。これからも健康と怪我に気をつけて、長く頑張っていこうと思いますので、応援よろしくお願いします」