「第3回
カペラS・GIII」(ダート1200m)は12日、中山11Rに16頭で争われ、3番人気の
セイクリムズンが
ティアップワイルド(13番人気)との叩き合いを首差制して重賞初制覇。前走・
霜月Sを圧勝した勢いそのままに、好位からの積極的な競馬で充実ぶりをアピールした。勝ちタイムは1分9秒7。5番人気のエノクが中団からしぶとく伸びて3着を確保。1番人気の
シルクフォーチュンは後方から脚を伸ばしたが4着に終わった。
「2着馬にいったん頭差ほど出られたけど、もう1回頑張ってくれた。褒めてあげたいね」と幸はうなずく。どんどん力をつけている。楽しみ」と端正なマスクに満足感がにじんだ。
服部師と幸のコンビといえば、交流GI・7勝を挙げた
ブルーコンコルドが思い出される。指揮官は次戦に関して明言しなかったが「目指すところは2つも3つもない」と
根岸S(1月30日・東京)から
フェブラリーS(2月20日・東京)のローテが有力だ。「夏場の休養を挟んで一段階パワーアップしたかな」。
コンコルドでは果たせなかった中央GI制覇の夢へ突き進んでいく。
提供:デイリースポーツ