美浦坂路を駆け上がり、土曜の前日調整を終えたアロマカフェ。「久々は苦にするタイプではない。仕上がりはいいですよ」と吉永助手は状態に自信を見せる。「1頭強いのはいるけど、ほかとは差がないはず。時計勝負になるよりは渋った方がいいかな。どれだけやれるか楽しみ」と期待を寄せていた。

　爆走ムードを漂わせるのが古豪トーセンキャプテンだ。土曜朝は美浦Pでキャンター調整。「休養後の1、2戦目は歩様が悪くてごまかしながらの出走。でも前走から良くなっているんだ。中間は坂路で追い切りを3本。今まで追ったあとは歩様が乱れたけど、今はそれがない。積極的な競馬ができれば面白いよ」と早川助手は色気たっぷり。重賞2勝馬の底力が怖い。

提供：デイリースポーツ