JRAは5日、六本木事務所で会見を行い、第1回新潟競馬を1週前倒しして23日から行うことを発表した。中止された福島競馬場で行われる予定だった
福島牝馬Sは、23日に新潟の芝1800mで施行される。
23日からの東京競馬の開催については「発売機、場内テレビ放映などを制限して、通常消費量の1/4程度を節電することを目標に開催する方向で進めている」と
JRAの小畠薫理事は言及。東京電力管内(新潟は東北電力の管内)だけに「細心の注意を持って精査しなければならない」としたが、6日にも東京、京都、新潟の競走番組は発表される予定になっている。
また、新潟競馬場、高崎場外に限り、今週の9、10日の阪神、小倉競馬の発売を再開することも決定(高崎は後半6レースのみ)。現在、休止している競馬場、ウインズの発売再開について、同理事は「安全が確保できると判断できれば、できる限り多くの発売場を同時に開けたい」と説明し、16日以降については13日までに発表するとした。
さらに「
JRAプレミアム」として行われる予定だった
宝塚記念までのGI競走施行場の最終競走だけでなく、5月8日の
新潟大賞典を「被災地支援競走」とし、売り上げの5%相当額を被災地支援のために拠出することも発表された。
提供:デイリースポーツ