「第16回
アンタレスS・GIII」(ダート1800m)は24日、京都11Rに13頭(
メテオロロジストは出走取消)で争われ、3番人気の
ゴルトブリッツが、好位追走から4コーナーで先頭に立つと、GIの常連馬たちを寄せ付けず、そのまま押し切り重賞初V。勝ちタイムは1分48秒1。1馬身3/4差の2着は1番人気の
ワンダーアキュート、さらに2馬身半差の3着は2番人気の
バーディバーディが入った。
騎乗した田辺は「ハナに行かずに競馬ができるようになった。成長を感じる。脚をためられたし、後ろから強い馬が来ると思ったけど最後まで伸びてくれた」とパートナーをたたえた。デビュー10年目の鞍上も32度目の挑戦で重賞初V。「タイミングだと思っていたけど、取れたのはうれしいですね」と充実の汗をぬぐった。人馬共に手にした自信を胸に、今後は強豪ひしめく砂の世界の頂点を狙う。