日高町のブリーダーズスタリオンステーションに繋養されている種牡馬タップダンスシチー(牡14)が、種牡馬を引退することがわかった。

　タップダンスシチーは、父Pleasant Tap、母All Dance(その父Northern Dancer)という血統の米国産馬。現役時はジャパンカップ(G1)や宝塚記念(G1)など42戦12勝（海外1戦0勝含む）の成績を残し、06年に種牡馬入り。初年度には163頭の繁殖牝馬が集まり、その中から昨年の関東オークス(交流G2)3着のギンガセブンなどを出したが、昨年は6頭まで落ち込んでいた。今後は苫小牧市のノーザンホースパークで乗用馬となる予定だ。