有馬記念特集
有馬記念を徹底分析
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有馬記念への道
 今年もいよいよ暮れの風物詩、有馬記念の季節がやってきました。「有馬記念への道」では、有馬記念に至るまでの各馬の道のりを、チャートを見ながら振り返ります。

【人気馬総崩れの大波乱、天皇賞・春】
 古馬中長距離G1開幕戦となる天皇賞・春は、10番人気の伏兵イングランディーレが道中後続を大きく引き離して逃げ、結局そのリードを保ったまま逃げ切り勝ち。2着にゼンノロブロイ、3着に上がり馬シルクフェイマスが入り、リンカーン、ネオユニヴァース、ザッツザプレンティら上位人気3頭は全て2桁着順に沈んだ。

【コスモバルク、あと一歩でタイトルを逃す】
 昨年のラジオたんぱ杯2歳Sを制したホッカイドウ競馬所属のコスモバルクは、今年の始動戦・弥生賞も制し、いよいよ地方馬によるクラシック制覇に王手をかける。しかし、3冠初戦の皐月賞は先に抜け出したダイワメジャーを捕まえきれず2着敗退。続く日本ダービーでは4角手前で押し出されるようにして先頭に立ってしまい、直線失速して8着と完敗。悲願のクラシック制覇は秋に持ち越されることとなった。

【ツルマルボーイ、安田記念制覇】
 G1・2着3回とこれまであと一歩タイトルに手が届かなかったツルマルボーイが、01年12月以来のマイル戦となった安田記念で悲願のG1制覇を飾った。「ツルマルボーイの息の長い脚は東京に合う」と判断し、天皇賞・春を回避して安田記念出走へ踏み切った陣営の勝利でもあった。

【タップダンスシチー、宝塚記念を快勝】
 昨年のジャパンCを9馬身差で圧勝し、今年始動戦の金鯱賞でサイレンススズカの持つレコードタイムを塗り替えたタップダンスシチー。レースはそのタップダンスシチーが3角手前で先頭に立つと、直線でも後続を寄せ付けずに快勝。着差以上の力の違いを見せつけ、現役最強をアピールした。

【タップダンスシチー、凱旋門賞は17着】
 輸送機のトラブルで一時は遠征を断念したタップダンスシチーだが、ファンの後押しもあり、レース2日前に現地到着という厳しい日程ながら凱旋門賞に挑戦。レースでは道中2番手追走で見せ場は作ったが、直線で失速してしまい17着。日本馬による凱旋門賞制覇の夢は叶わなかった。

【伏兵デルタブルース、菊花賞制覇】
 皐月賞馬、日本ダービー馬が不在の菊花賞を制したのは8番人気の伏兵デルタブルース。好位追走から直線早めに抜け出し、後続の追撃を振り切った。セントライト記念を日本レコードで制し2番人気に支持されたコスモバルクは、道中果敢に先頭に立つが、直線伸びを欠き4着まで。悲願のクラシック制覇はならなかった。

【ゼンノロブロイ、悲願のG1奪取】
 出れば大本命と見られていた日本ダービー馬キングカメハメハが屈腱炎を発症し現役引退。一転、混戦模様となった天皇賞・秋を制したのは、1番人気に支持されたゼンノロブロイだった。秋始動戦の京都大賞典では詰めの甘さを見せ2着に終わったが、天皇賞・秋では直線先に抜け出した桜花賞馬ダンスインザムードをゴール手前できっちり捕らえ、悲願の初G1制覇を飾った。

【アドマイヤドン、JCダート制覇ならず】
 JBCクラシックで史上初となる同一G1・3連覇を達成したアドマイヤドン。続くジャパンCダートでは単勝170円の圧倒的1番人気に支持されたが、レースは直線でこれまでのような伸びがなく、勝ったタイムパラドックスに2.1/2差の2着と完敗。3年越しの悲願達成はならなかった。

【ゼンノロブロイ、ジャパンCで3歳勢を一蹴】
 今年のジャパンCには菊花賞から3歳馬が5頭参戦したが、天皇賞・秋を制したゼンノロブロイがこれらを一蹴。コスモバルクが直線坂下で先頭に立つが、並ぶところなくこれを抜き去り、3馬身差の圧勝劇。「善戦マン」と呼ばれていたのがまるで嘘だったかのような走りで、秋の古馬3冠に王手をかけた。
3歳路線
皐月賞(G1)
4/18 中山 全着順
3歳牡牝、芝2000m
2着 コスモバルク
11着 グレイトジャーニー
14着 ハーツクライ
青葉賞(G2)
5/1 東京 全着順
3歳、芝2400m
1着 ハイアーゲーム
13着 デルタブルース
京都新聞杯(G2)
5/8 京都 全着順
3歳、芝2200m
1着 ハーツクライ
日本ダービー(G1)
5/30 東京 全着順
3歳牡牝、芝2400m
2着 ハーツクライ
3着 ハイアーゲーム
7着 ピサノクウカイ
8着 コスモバルク
10着 グレイトジャーニー
安田記念優勝馬 ツルマルボーイ

宝塚記念優勝馬 タップダンスシチー
セントライト記念(G2)
9/19 中山 全着順
3歳、芝2200m
1着 コスモバルク
神戸新聞杯(G2)
9/26 阪神 全着順
3歳、芝2000m
3着 ハーツクライ
4着 グレイトジャーニー
菊花賞優勝馬 デルタブルース
菊花賞(G1)
10/24 京都 全着順
3歳牡牝、芝3000m
1着 デルタブルース
4着 コスモバルク
7着 ハーツクライ
8着 グレイトジャーニー
11着 ハイアーゲーム
天皇賞・秋優勝馬 ゼンノロブロイ
ジャパンC優勝馬 ゼンノロブロイ
古馬路線
天皇賞・春(G1)
5/2 京都 全着順
4歳上牡牝、芝3200m
2着 ゼンノロブロイ
3着 シルクフェイマス
目黒記念(G2)
5/22 東京 全着順
3歳上、芝2500m
6着 ダイタクバートラム
金鯱賞(G2)
5/29 中京 全着順
3歳上、芝2000m
1着 タップダンスシチー
安田記念(G1)
6/6 東京 全着順
3歳上、芝1600m
1着 ツルマルボーイ
宝塚記念(G1)
6/27 阪神 全着順
3歳上、芝2200m
1着 タップダンスシチー
2着 シルクフェイマス
4着 ゼンノロブロイ
6着 ツルマルボーイ
11着 ダイタクバートラム
北九州記念(G3)
7/18 小倉 全着順
3歳上、芝1800m
1着 ダイタクバートラム
オールカマー(G2)
9/26 中山 全着順
3歳上、芝2200m
4着 ハイアーゲーム
凱旋門賞(仏G1)
10/3 仏・ロンシャン 
全着順
3歳上牡牝、芝2400m
17着 タップダンスシチー
京都大賞典(G2)
10/10 京都 全着順
3歳上、芝2400m
2着 ゼンノロブロイ
5着 ダイタクバートラム
天皇賞・秋(G1)
10/31 東京 全着順
3歳上牡牝、芝2000m
1着 ゼンノロブロイ
4着 ツルマルボーイ
10着 シルクフェイマス
16着 ヒシミラクル
AR共和国杯(G2)
11/7 東京 全着順
3歳上、芝2500m
4着 ダイタクバートラム
10着 グラスポジション
京阪杯(G3)
11/27 京都 全着順
3歳上、芝1800m
5着 グレイトジャーニー
ジャパンC(G1)
11/28 東京 全着順
3歳上、芝2400m
1着 ゼンノロブロイ
2着 コスモバルク
3着 デルタブルース
9着 ヒシミラクル
10着 ハーツクライ
13着 ハイアーゲーム
ステイヤーズS(G2)
12/4 中山 全着順
3歳上、芝3600m
1着 ダイタクバートラム
2着 グラスポジション

有馬記念(G1)
12/26 中山
3歳上、G1・芝2500m
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