有馬記念特集
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第49回有馬記念(G1)
12月26日(日) 中山 芝2500m
馬名 性齢 騎手
1 1 ゼンノロブロイ 牡4 O.ペリエ
2 2 ピサノクウカイ 牡3 藤田伸二
3 ハイアーゲーム 牡3 吉田豊
3 4 コスモバルク 牡3 五十嵐冬樹
5 ハーツクライ 牡3 横山典弘
4 6 シルクフェイマス 牡5 四位洋文
7 ユキノサンロイヤル 牡7 柴田善臣
5 8 ダイタクバートラム 牡6 武豊
9 タップダンスシチー 牡7 佐藤哲三
6 10 デルタブルース 牡3 D.ボニヤ
11 ヒシミラクル 牡5 角田晃一
7 12 グレイトジャーニー 牡3 小牧太
13 ツルマルボーイ 牡6 蛯名正義
8 14 コイントス 牡6 岡部幸雄
15 アドマイヤドン 牡5 安藤勝己
レース展望
 主役を務めるのはゼンノロブロイ。今年は天皇賞・秋(G1・芝2000m)、ジャパンC(G1・芝2400m)と秋の古馬二冠を成し遂げ、ここで有馬記念(G1・芝2500m)を勝つと、秋の古馬3冠を達成し、ボーナスである2億円も手中に収められる。それだけに陣営のモチベーションは相当に高いはずだ。03年の神戸新聞杯(G2・芝2000m)で2着サクラプレジデントに3.1/2馬身差をつける鮮烈な勝ち方を見せて以後、約1年間勝ちきれないレースを続けたものの、前々走の天皇賞・秋(G1)では1.1/4馬身、前走ジャパンC(G1)では3馬身差をつける危なげのない勝利を飾っている。持ち前の安定感に力強さが加わった今ならば不安はない。

 勢いのある3歳勢も目が離せない。コスモバルクは前走のジャパンCでゼンノロブロイにアッという間に突き放されてしまったが、直線では二枚腰を見せ2着を死守。並の馬ではないことを証明してみせた。中山2500mは急なコーナーが5つもあり、道中で息を入れやすい。最大のネックである折り合いさえつけば、強力な先行力で後続をシャットアウトできるはず。

 秋になって顕著に力をつけてきたのがデルタブルース。菊花賞(G1・芝3000m)では早め先頭の横綱相撲でコスモバルクをねじ伏せ、ジャパンCでは出遅れて後方からの競馬になったが、3着まで順位を押し上げてきた。地力強化は歴然で、中山芝2500mも3走前に既に経験済み。自慢のスタミナがうまく発揮できれば、ここでも好結果が期待できるだろう。

 凱旋門賞に出走したタップダンスシチーは、直前に擦った揉んだのトラブルが発生。調整が狂い17着と大敗したが、その前の宝塚記念(G1・芝2200m)ではシルクフェイマス、リンカーン、ゼンノロブロイらを全く問題にしなかった。昨秋のジャパンCを大差勝ち。大舞台で強さを見せる底力型だけに、体調さえ戻っていればアッサリのシーンも。

 史上最多G1勝利記録を狙うアドマイヤドンは久々の芝のレースとなる。ダートではJBCクラシック3連覇など圧倒的なパフォーマンスを見せてきたが、決して芝が駄目というわけではない。朝日杯フューチュリティS(G1・芝1600m)を勝っているように、ダート・芝は不問。ズブさが出てきているので、2500mという距離で新味が出るかもしれない。

 この他、ジャパンCをスキップし、有馬記念1本に備えたシルクフェイマスツルマルボーイも虎視眈々。シルクフェイマスは天皇賞・春で3着、宝塚記念で2着と、G1の大舞台で好走しているように、実績的に巻き返しがあっても不思議はない。ツルマルボーイも前走の天皇賞・秋では、インが伸びる馬場状態の中、外を回って4着。昨年の有馬記念でもゼンノロブロイとはコンマ1秒差でしかなかった。両馬とも力関係的にはそれほ差は感じられない。最大の惑星はG1・3勝をしているヒシミラクルか。前走ジャパンCでは、抜群の行きっぷりを見せていた。叩き良化型で、昨春には、休み明けの阪神大賞典12着、大阪杯7着と2度叩かれて天皇賞・春を制覇していた。今度は怖い。

 ゼンノロブロイを巡り、勢いのある3歳馬と歴戦の強者たちが相まみえる有馬記念。その決戦の火ぶたは12月26日、15時25分に切って落とされる。
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