有力馬紹介
ダービー馬2頭や兄妹による対決など、見どころ満載の豪華メンバーが集結した今年の有馬記念。ファン投票の上位5頭とその他の有力馬を一挙にご紹介!
ウオッカ
| 所属 | 栗東・角居勝彦厩舎 | 戦績 | 10戦5勝 |
|---|---|---|---|
| 父名 | タニノギムレット | 母名 | タニノシスター |
| 主な 勝ち鞍 |
07年 日本ダービー(GI) 06年 阪神ジュベナイルF(GI) |
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64年ぶりに牝馬として日本ダービーを制したウオッカ。ファン投票で堂々の1位に選出された彼女は、今年もっとも中央競馬を盛り上げた一頭だろう。前走のジャパンCでは終始後方に位置取り、直線、メンバー中最速の上がりを繰り出すも4着まで。直線一気に賭ける戦法は、メンバーが強くなる古馬相手のGIではやはり限界があるか。重ねて、今回は初の中山コース。数々の不安はあれども、多くのファンの支持を集めた天才少女のさらなる可能性を期待せずにはいられない。
メイショウサムソン
| 所属 | 栗東・高橋成忠厩舎 | 戦績 | 20戦9勝 |
|---|---|---|---|
| 父名 | オペラハウス | 母名 | マイヴィヴィアン |
| 主な 勝ち鞍 |
07年 天皇賞・秋(GI) 、07年 天皇賞・春(GI) 06年 日本ダービー(GI) 、06年 皐月賞(GI) |
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天皇賞・秋で完勝したこともあり前走のジャパンCでは断然の1番人気に推されるが、先に抜け出した2頭にわずかに及ばずタイム差なしの3着。入った枠と通った馬場の内外の差が出た格好で、ツキにも恵まれなかった。近走は堅実な走りを見せており、現役最強を誇示する貫禄がでてきた。昨年のこのレースは5着だが、今年はメンバーや経験からいっても、おそらく1番人気になると思われ、陣営も逆転への士気は高く、ここを勝って年度代表馬の座を確実なものにしたい。
ダイワメジャー
| 所属 | 美浦・上原博之厩舎 | 戦績 | 27戦9勝 (海外含む) |
|---|---|---|---|
| 父名 | サンデーサイレンス | 母名 | スカーレットブーケ |
| 主な 勝ち鞍 |
07年 マイルCS(GI)、07年 安田記念(GI) 06年 マイルCS(GI)、06年 天皇賞・秋(GI) |
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前走のマイルCSで史上5頭目の連覇を達成したダイワメジャーは、ここを最後に競走馬生活を終える。皐月賞で10番人気の低評価を覆し、GI初勝利のエスコートをしたデムーロ騎手を鞍上に迎え、昨年3着からの巻き返しを図る。もとからマイラーが上位にきやすいレースでもあり、昨年の実績から言っても距離の不安はない。今回はダイワスカーレットの参戦で史上初の兄妹対決が話題となっている。GI 5勝を誇る歴戦の雄としては、勝って引退の花道を飾りたいところだ。
ダイワスカーレット
| 所属 | 栗東・松田国英厩舎 | 戦績 | 8戦6勝 |
|---|---|---|---|
| 父名 | アグネスタキオン | 母名 | スカーレットブーケ |
| 主な 勝ち鞍 |
07年 エリザベス女王杯(GI) 07年 秋華賞(GI)、 07年 桜花賞(GI) |
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今年は桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯と、出走したすべてのGIレースを制し、飛ぶ鳥を落とす勢いのダイワスカーレット。桜花賞、秋華賞ではウオッカを完封。エリザベス女王杯では古馬牝馬をも一蹴した。今度は一線級の牡馬が相手となるが、今年中山で行なわれた平地GIはすべて逃げ馬が勝利していることからも、8戦8連対の堅実な先行力はここでも強力な武器になるだろう。ここを勝てばGI4勝目。ウオッカとの勝負付けを改めてつけた先には、3歳牝馬初の年度代表馬も見えてくる。
ポップロック
| 所属 | 栗東・角居勝彦厩舎 | 戦績 | 28戦7勝 (海外含む) |
|---|---|---|---|
| 父名 | エリシオ | 母名 | ポップス |
| 主な 勝ち鞍 |
07年 目黒記念(GII) 06年 目黒記念(GII) |
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5歳の春から頭角を現した遅咲きの大器は、国内のGIに限れば掲示板を外さない善戦マンだが、一方で勝ち味に遅い歯がゆい戦いが続いている。前走のジャパンCでは、勝ち馬に猛追するもアタマ差届かずの2着。しかし血統的にも適性距離は2400m以上の長距離戦で、昨年のこの舞台でも2着していることから、今年主役に躍り出る可能性は極めて高い。中山2500mは難しいコースゆえ、かつて有馬記念3連覇を達成した実績を持つペリエ騎手の手腕も、心強い味方となるだろう。
その他の出走馬
ロックドゥカンブ
新馬戦から4連勝後、菊花賞で1番人気に推されたものの3着に敗れたロックドゥカンブ。その菊花賞ではいつもの先行策がとれず、馬場のインから差す競馬を試みたが惜敗に終わった。だが、これは向かない舞台で健闘した部類だと言える。これまでのパフォーマンスを見ていると、中山や福島などで重賞を勝利しており小回りの方が得意な印象。広い京都の長距離戦よりも小回りの中山の方がパフォーマンスは上がるだろう。加えて、父Red Ransomは、有馬記念を連覇したシンボリクリスエスと同じロベルト系種牡馬。他にも、グラスワンダー、ナリタブライアン、シルクジャスティス、マヤノトップガンなど歴代の勝ち馬を出している系統だ。さらに言えば、ロベルトは有馬記念だけでなく中山のGI自体を得意としており、今年の春に皐月賞を勝ったヴィクトリーもロベルト系である。血統的な後押しもあり、今回は55キロでの出走。秋GI3戦目となるメイショウサムソンなどの有力古馬と違って、レース間隔も開いていて疲労感もないだろう。買い材料たっぷりの3歳馬に注目だ!
前走のジャパンCで復帰したドリームパスポート 。やはり骨折の影響があったのか14着と惨敗してしまったが、一戦叩いた今回は前走のようなことはないはず。本当に調子が戻らないのであれば今回の出走はないだろうし、叩いた効果を見越しての出走ではないだろうか。昨年はこのレースでディープインパクトの4着と好走しており、「実力があるのに人気は落ちる」というパターンなので、穴として絶対に押さえたい一頭だ。
サンツェッペリン
今年の皐月賞2着のサンツェッペリンは今秋2戦、不振が続いているが、皐月賞2着や京成杯、ホープフルSなど中山に良績が集中しており、有馬記念は得意な舞台と見る。母方にはこのレースを得意とするロベルトが入っていることにも注目。長距離戦は「人気薄の逃げ馬に注意」という格言も覚えておきたい。
その他、エリザベス女王杯2着のフサイチパンドラ、父にこのレースを連覇しているグラスワンダーを持つシルクネクサス。重賞3勝馬のインティライミ、連勝で重賞を制した上がり馬アドマイヤジュピタ、鳴尾記念を勝ったハイアーゲーム、同レース3着のアドマイヤフジ、ジャパンCで5着に好走したデルタブルース、ジャパンCで果敢に逃げて6着に逃げ粘ったチョウサン、有馬記念4度目の出走となるコスモバルク、サンデー産駒のプリンセスルシータ、マツリダゴッホ、レゴラスの3騎、短距離馬ながらアルーリングボイスが登録している。