傾向と対策
1年の集大成となる有馬記念。近5年の秘密のデータを大公開します!これを読めば有馬記念の傾向はつかめるハズだ。そして、狙える馬がきっと浮かび上がる!?
check(1) 枠番
check(1) 枠番
| 枠 | 着度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 2-1-0-3 | 33.3% | 50.0% | 50.0% |
| 2枠 | 0-0-2-5 | 0.0% | 0.0% | 28.6% |
| 3枠 | 1-2-0-6 | 11.1% | 33.3% | 33.3% |
| 4枠 | 0-0-2-7 | 0.0% | 0.0% | 22.2% |
| 5枠 | 1-2-0-7 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
| 6枠 | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 7枠 | 0-0-1-9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
| 8枠 | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
右表を見てもわかる通り、馬場が高速化してからは内枠が圧倒的に有利となっている。というよりも、単純に外枠が不利なのかもしれない。1周目の直線ではラチ沿い、もしくはラチから1、2頭分のスペースを通らないと距離ロスが響く印象で、8番人気で3着したコイントス(2枠)や、6番人気2着のポップロック(1枠)、9番人気3着のシルクフェイマス(4枠)も内枠だった。真ん中の5枠で連対したのはタップダンスシチーとハーツクライの2頭。タップは逃げ馬だし、05年のハーツクライは3番手に先行していたので、どちらも直線ではインを通っていた。外枠で連対したのはシンボリクリスエスただ一頭だが、これは枠云々ではなく、馬の能力が抜けていただけ。しかも、この年は逃げ、先行馬が激しくやり合い超乱ペースになって、クリスエスが9馬身差の圧勝を収めた特殊なレースだった。やはり、ほぼ例外なく外枠は不利と考えていいだろう。
check(2) 血統
ここでもサンデーサイレンスの血が大暴れ!
| 父 | 着度数 |
|---|---|
| サンデーサイレンス | 3-2-4-16 |
| KrisS. | 2-0-0-0 |
| PleasantTap | 0-2-0-2 |
| エリシオ | 0-1-0-0 |
| マーベラスサンデー | 0-0-1-0 |
| 父 | 着度数 |
|---|---|
| ダンスインザダーク | 0-0-0-8 |
| オペラハウス | 0-0-0-4 |
| サッカーボーイ | 0-0-0-3 |
近5年、3着以内に入った15頭中、9頭はサンデーサイレンス産駒。さらに母父サンデーのポップロックや、父マーベラスサンデーのシルクフェイマスの“サンデー・グループ”を含めると、15頭中11頭がサンデーサイレンス絡みとなる。とにかく、サンデーサイレンスの血に注目したい。ちなみに、例外となる4回分はシンボリクリスエスとタップダンスシチーがマークしたもの。
ただし、サンデー系と言ってもダンスインザダークだけは8回(5頭)の出走で3着以内なし。有馬記念はもちろんのこと、中山でのGI戦自体を苦手としているので注意が必要だ。同じく、オペラハウス、サッカーボーイも苦手としている部類。ダンス、サッカーボーイは菊花賞や天皇賞・春に強い血統。つまり、広くて平坦の長距離戦を得意としているので、正反対となる小回り急坂の中山では減速がきつくてエンジンがかからないパターンとなる。テイエムオペラオーの印象が強いオペラハウスだが、近5年では不振。昨年はダービー馬のメイショウサムソンも惨敗している。
check(3) 騎手
アンカツは中山重賞が苦手!?
中山は小回り急坂でトリッキーなコース。あくまでデータ上だが、ここを苦手としている騎手も多い。近5年、中山の重賞での騎手成績は下表の通り。関東圏なのでさすがに関東騎手が上位を占めるのだが、武豊騎手、ペリエ騎手、福永騎手、デムーロ騎手、内田博騎手の成績は極めて優秀。反対に、苦手としているのが安藤勝己騎手だ。驚くことに重賞は未勝利。今年の皐月賞(フサイチホウオー)でも2番人気で3着と期待を裏切っている。他にも、武幸四郎騎手、岩田騎手、吉田豊騎手もあまり得意ではないようだ。
| 騎手名 | 着度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 横山典弘 | 19-7-9-84 | 16.0% | 21.8% | 29.4% | 67円 |
| 後藤浩輝 | 14-10-4-102 | 10.8% | 18.5% | 21.5% | 79円 |
| 蛯名正義 | 14-8-17-94 | 10.5% | 16.5% | 29.3% | 87円 |
| 柴田善臣 | 13-7-11-111 | 9.2% | 14.1% | 21.8% | 76円 |
| 武豊 | 12-5-6-28 | 23.5% | 33.3% | 45.1% | 83円 |
| 田中勝春 | 10-12-13-106 | 7.1% | 15.6% | 24.8% | 75円 |
| ペリエ | 7-5-5-9 | 26.9% | 46.2% | 65.4% | 96円 |
| 福永祐一 | 5-7-3-27 | 11.9% | 28.6% | 35.7% | 88円 |
| 北村宏司 | 5-4-8-74 | 5.5% | 9.9% | 18.7% | 90円 |
| 藤田伸二 | 5-4-3-37 | 10.2% | 18.4% | 24.5% | 50円 |
| 騎手名 | 着度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| デムーロ | 4-3-4-9 | 20.0% | 35.0% | 55.0% | 168円 |
| 内田博幸 | 3-1-3-17 | 12.5% | 16.7% | 29.2% | 206円 |
| 騎手名 | 着度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 吉田豊 | 1-10-3-97 | 0.9% | 9.9% | 12.6% | 44円 |
| 安藤勝己 | 0-3-4-24 | 0.0% | 9.7% | 22.6% | 56円 |
| 武幸四郎 | 0-4-2-21 | 0.0% | 14.8% | 22.2% | 40円 |
| 岩田康誠 | 0-1-2-7 | 0.0% | 10.0% | 30.0% | 77円 |
check(4) 臨戦過程
前走ジャパンC組が優勢
| レース名 | 着度数 |
|---|---|
| ジャパンC(GI) | 5-0-1-29 |
| 菊花賞(GI) | 0-2-1-1 |
| メルボルンC(GI) | 0-1-0-1 |
| 凱旋門賞(GI) | 0-1-0-0 |
| 天皇賞・秋(GI) | 0-0-1-2 |
| マイルCS(GI) | 0-0-1-0 |
| アルゼンチン共和国杯(GII) | 0-0-1-2 |
| 京阪杯(GIII) | 0-1-0-0 |
前走別に見ると、近5年はジャパンC組が5勝と全勝。特にジャパンCで連対、最悪でも掲示板くらいは確保していないと厳しい。次いで成績がいいのが菊花賞組。こちらも連対馬、最悪でも掲示板というパターン。国内外問わず、前走GIで好走した組が基本となる。例外となる前走非GIからの出走は、タップダンスシチーとコイントスの2頭が馬券になっている。面白いのは、そのどちらも前走は負けていて、有馬記念がGI初挑戦だったこと。このパターンは人気もないので穴で警戒したい。
check(5) 年齢
老兵を見送り3、4歳馬でガッツリ勝負!
近5年の有馬記念出走馬の年齢を見ると、4歳馬が【4-1-0-8】とトップの成績。次いで【1-2-1-15】の3歳馬。勝ち馬こそいないが【0-2-3-17】の5歳馬までが馬券圏内と考えていいだろう。6歳以上は【0-1-0-16】と壊滅状態。唯一の一頭は再三例外として挙がっているタップダンスシチー。同馬は誰もが認める晩成型なので、数字に数えない方がいいのかも。とにかく若い馬で勝負したい。