旭川競馬場攻略
旭川競馬のコース別傾向、攻略法を古谷剛彦氏が解説。ブリーダーズゴールドジュニアCの軍資金はおまかせ!?
旭川競馬場の特徴
1周が1300m、直線は262mと、ホッカイドウ競馬が行われる3つの競馬場(他に門別、札幌)の中で最も小回りなコースであり、直線も短い。しかし、向正面から3コーナーにかけて、緩やかな下り坂があり、ここが勝負ポイント。ここでスピードに乗せて、その勢いで差し切る場面も多く、決して逃げ、先行馬が有利とは言えない。
特に、今年は開催が進むにつれて砂を入れており、内が少し深めで全体に時計も掛かっている。そのため、逃げ馬は外から被されて終始内を走らざるをえず、人気馬でも負けるケースが多く見られた。
また、2走続けて同じ距離、そして同じタイムで走っている馬がいた場合、日が経つにつれて時計が掛かる馬場になっていることを考慮すれば、それは時計を詰めていることになるだけに、調子が上がっているバロメーターとして考えた方が良い。
最も力を発揮できる1600m戦
ブリーダーズゴールドジュニアCが行われる1600mは、その他に5つの重賞競走が行われるなど、最もスタンダードなコース。4コーナーのポケット地点から発走し、ホームストレッチを長く使うので、枠順や脚質を問わず、ポジション取りも比較的早々と決まりやすく、力通りの決着になることがほとんど。
この時期の2歳馬たちにとっては、この距離での力の要るダート戦ではかなりタフな競馬となり、1分46秒を超えることもある。前半でいかに折り合うかがポイントになる。
内枠は厳しい1000m戦
条件戦や2歳戦が多く組まれている短距離戦は、2コーナーのポケット地点にゲートが設けられている。向正面の直線を最も長く使う形となるので、先行争いが激化することが多い。特に、内枠の先行馬たちは、外から被せられないように、前半から無理をする競馬が強いられることもあるし、逆にもまれ込んで嫌気を差すこともあるだけに、非常に乗り難しい。今年は特に、内が深めのコースとなっているだけに、外枠が有利と言える。脚質はそれほど気にしなくて良い。
内枠の先行馬がポジションを決めやすい1500m戦
3つの重賞競走、そして2歳戦が多く組まれている1500mは、すぐに1コーナーを迎えるので、先行ポジション争いは激しくなる。そのため、2コーナーまではペースが上がりやすく、折り合いをつけるのに苦労することもしばしば。2歳馬は1分40秒前後が勝ち時計の目安となるが、最後の1Fは40秒を切る馬は数少ない。そのため、タフな先行馬がそのまま押し切ることが案外と多い。
古谷剛彦
1975年東京都生まれ。関西大学在学中から、電子競馬新聞「JRDB」に携わり、関東やローカル開催を担当。また、夕刊紙「内外タイムス」で、中央・地方を担当している。01年からホッカイドウ競馬解説者となり、それ以後はグリーンチャンネル「明日のレース分析」やMXテレビ「東京シティ競馬中継」など、様々なメディアで活躍している。


