|
◆ベテラン組は侮れず
04年の覇者で、昨年の2着馬タイムパラドックス、03年の覇者で、04年の2着馬イングランディーレが揃って出走する今年のブリーダーズGC。タイムパラドックは、昨年のJBCクラシック(交流GI)から勝ち星に見放されているが、8歳になった今年も川崎記念(交流GI)で3着に入るなど、急激な衰えを見せていない。04年優勝時の鞍上・安藤勝己騎手を迎え、2年振りの歓喜を見据えている。
イングランディーレは、03年の同レース制覇後に04年の天皇賞・春(GI)を逃げ切り、世間をあっと言わせた。英国遠征も経験し、04年の同レースがタイムパラドックスの2着。しかし、飛躍の秋を迎える前に屈腱炎を発症してしまった。昨年秋に復帰するも大敗が続き、これまでかと思われたが、8か月振りの実戦となった前走のみなみ北海道S(OP)で3着に入り、復調気配を示してきた。こちらも鞍上に、03年、04年と同じ五十嵐冬樹騎手を配し、勝負気配が漂う。
◆JRA勢は虎視眈々
もう1頭のGI馬パーソナルラッシュにもチャンス到来だ。04年のダービーグランプリ(交流GI)9馬身差圧勝、昨年のダイオライト記念(交流GII)制覇など、長距離の交流重賞の実績は十分。加えて今回は得意の外枠を引き、勝機がグンと近くなった。5月の東海S(GII)以来になるが、休み明けは苦にしないタイプなので大丈夫だろう。その東海Sを制したハードクリスタルも重賞制覇を狙っている。前走のブリリアントS(OP)は圧倒的な1番人気に指示されるも3着に敗退したが、2走前の東海S制覇の疲れが残っていたか。好走時は480キロ台だけに、当日の馬体重は要チェック。
◆地方勢も強力メンバー
ホッカイドウ競馬に移籍したジンクライシスだが、JRA時代には3歳時にジャパンCダート(GI)で3着に好走した実績馬。距離不安はあれど、地元の利を活かして。同じくJRAから移籍組で連勝中のサンマルアンサー、休み明けを叩いた実績馬バンブーボカなど、ホッカイドウ勢の奮闘を期待したい。
( netkeiba編集部・地方担当Y ) |