有力馬紹介

外国馬を迎え撃つ日本の精鋭たち。人気が予想される馬たちを中心に、各馬の戦績や持ち味を紹介!主役なき現在のダート界で、新たなダート王に君臨するのはどの馬か!?

ヴァーミリアン

ヴァーミリアン

所属 栗東・石坂正厩舎 戦績 19戦8勝
(地方戦績含む)
父名 エルコンドルパサー 母名 スカーレットレディ
主な
勝ち鞍
07年 JBCクラシック(交流GI)
07年 川崎記念(交流GI)
06年 ダイオライト記念(交流GII)

ラジオたんぱ杯2歳Sを勝ち一躍クラシック候補となるが、生まれた時代が悪いのか、同世代にはディープインパクト。半兄サカラートの活躍や血統背景もあり、3歳秋からダート戦を選択。以降、地方交流重賞を次々に制し、ダート適性の高さを証明してみせた。今年の川崎記念を圧勝、初GIをゲットし、久々の出走となった前走JBCクラシックも快勝。フェブラリーSを回避し、ドバイに向かったことからも、2000m以上の距離に格段の自信を持つ。昨年4着のこの舞台で巻き返しを図る。

ワイルドワンダー

ワイルドワンダー

所属 美浦・久保田貴士厩舎 戦績 18戦8勝
(地方戦績含む)
父名 ブライアンズタイム 母名 ワルツダンサー
主な
勝ち鞍
07年 プロキオンS(GIII)
07年 アンタレスS(GIII)

芝でのデビュー戦を負けた後、立て直しとなった次走のダート戦ではハナ差を凌ぎ初勝利を挙げる。その後もダート戦では安定した走りを見せる。圧巻は、3歳暮れのフェアウェルS。ブライアンズタイム産駒特有の頭の低い走法で、直線に入ると後続を一気に突き放す圧勝劇。今年はアンタレスS、プロキオンSと重賞を連勝し、上昇気流に乗っている。2000m以上は未経験で折り合いが鍵となるが、ダート戦で1番人気に推された計6戦では、1着3回2着2回と人気を裏切らない優等生でもある。

ブルーコンコルド

ブルーコンコルド

所属 栗東・服部利之厩舎 戦績 39戦14勝
(地方戦績含む)
父名 フサイチコンコルド 母名 エビスファミリー
主な
勝ち鞍
07年 マイルチャンピオンシップ南部杯(交流GI)
07年 かしわ記念(交流GI)
06年 東京大賞典(交流GI)

ダート戦初戦の霜月Sは快勝したものの、その後は敗戦を繰り返す。1年ぶりの勝利となったギャラクシーSから幸英明騎手とコンビを組み、そこから目覚ましい活躍を遂げる。中央・地方で重賞を9勝し、そのうち地方交流GIで6勝。中央での勝利から2年以上遠ざかっているが、各地でつけた力は本物。早め先頭からそのまま押し切る底力と、大舞台を経験している場数はどの馬にも引けを取らない。あと一歩届かなかったフェブラリーSでの雪辱を誓い、中央でのGI初制覇を狙う。

メイショウトウコン

メイショウトウコン

所属 栗東・安田伊佐夫厩舎 戦績 27戦7勝
父名 マヤノトップガン 母名 ルナースフィア
主な
勝ち鞍
07年 東海S(GII)
07年 エルムS(GIII)
07年 平安S(GIII)

デビューは2歳の冬、芝1800m戦。12番人気の低評価を覆し3着に好走。それ以来芝を使われ続けるが勝ち切れないレースが続き、未勝利を脱出するまでに13戦を要した苦労人。昨年8月、19戦目にして戦いの場をダートに移した初戦、後続に6馬身差をつけ圧勝。今年に入ると、ダート重賞で3勝を挙げ充実の途に入る。最大の武器は、9戦したダート戦で7度の上がり最速をマークしている驚異の追い込み。出脚は鈍いものの、直線で確実に前を捉える脚は信頼してもいいだろう。

ドラゴンファイヤー

ドラゴンファイヤー

所属 美浦・久保田貴士厩舎 戦績 8戦5勝
父名 ブライアンズタイム 母名 マジカルウーマン
主な
勝ち鞍
07年 シリウスS(GIII)

3歳馬が過去3度制しているこのレースに、強力な3歳馬が出現。昨年のユニコーンSを制したナイキアースワークを兄に持ち、ソエの影響で着外を喫した1戦を除けば、8戦7連対と抜群の安定感を誇る。兄弟連覇が懸かった今年のユニコーンSでは、アクシデントのため競走除外となるが、その後は古馬相手に3連勝中。前走のシリウスSでは、前が壁になった直線で好判断を見せた鞍上とともに、狭いスペースを突き抜けての強い競馬。あの脚があれば、相手が強力となる今回も勝機は十分にある。

その他の出走馬

フリオーソ

フリオーソ

今年のジャパンダートダービーで中央馬相手に完勝したフリオーソは、前走のJBCクラシックでも、敢然と優勝馬に立ち向かい2着に粘り込んだ。04年のジャパンCダートを制したタイムパラドックスと同じブライアンズタイムを父に持つことから、中央の馬場にも十分適性はあり、ヴァーミリアンとの再戦に闘志を燃やす。アジュディミツオーも成しえてない地方馬初のジャパンCダート制覇を目論む。

カネヒキリを下した実績を持つサンライズバッカスは、今年のフェブラリーS覇者。この舞台は、昨年、一昨年ともに5着に苦戦しているだけに、少々距離が長いか。しかし、今秋絶好調の安藤勝己騎手を背に、フェブラリーSで見せた直線一気の脚が再現できれば怖い存在だ。

ロングプライド

ロングプライド

賞金順で除外対象ではあるが、出走が叶うと有力馬の1頭となるロングプライド。圧勝した端午Sのように、道中じっくりと脚をため、持ち前の長くいい脚を直線で繰り出せれば好勝負可能。層が厚い今年の3歳ダート戦線、これからのダート界を牽引していくのはドラゴンとこの馬か。

同じく除外対象だが、昨年このレース3着のフィールドルージュ、19戦したダート戦では、掲示板を一度しか外したことがない安定感が魅力。出遅れ癖があるため近走は後方からの競馬が多いが、前が速くなれば確実に浮上してくる1頭だ。

その他、このレース、2年連続2着のシーキングザダイヤ、ダート初挑戦のフサイチホウオー、アルデバランSを快勝したワンダースピード、前哨戦を制したエイシンロンバードなどが出走を予定している。


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