2005菊花賞特集

netkeiba.com > 2005菊花賞特集-有力馬紹介(黒田栄一郎)

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血統分析

ディープインパクトの三冠がかかる今年の菊花賞。しかし、春の実績馬、夏の上がり馬など、ライバル馬も三冠阻止へ牙を研いでいる。ディープインパクトの他にも、有力馬の状態をチェック!

◆歴史的快挙に向けて死角無し。いざ3冠制覇へ!

ディープインパクト

ディープインパクト

史上2頭目となる無敗の3冠馬を目指す、「空飛ぶサラブレッド」。自厩舎で無事に夏を過ごして挑んだ前走の神戸新聞杯でも、春と何ら変わらない性能の違いを見せつけた。「維持するだけで十分。でも、気持ちは入ってきています」と池江調教助手は上積みを示唆している。死角らしい死角はない。すべての関係者が見守る歴史的快挙の舞台まであと数日。秋の淀に武豊騎手の3本指が掲げられる可能性は、限りなく100%に近い。

◆堅実無比な末脚でチャンスを狙う

シックスセンス

シックスセンス

ダービー2着馬インティライミのリタイアによって、皐月賞、ダービー、神戸新聞杯のすべてで、この馬がディープインパクトに近づいたことになる。「最強の1勝馬やな。生まれた年が悪かった」と長浜調教師は苦笑いするが、「出走しなければチャンスは生まれない」とも口にした。担当するのは、アグネス一族を手がけたベテラン大川厩務員。堅実無比な末脚はさらに磨きがかかった印象で、距離が延びても大崩れは考えにくい。

◆薔薇一族悲願のGI勝ちへ!

ローゼンクロイツ

ローゼンクロイツ

春のクラシックは思わぬ苦杯をなめたが、陣営の見立ては「輸送競馬に弱い」というもの。前走の神戸新聞杯では、久々にこの馬らしいところを見せて、関西地区なら力を十分に発揮できることは証明した。「中距離ならともかく、この距離なら絶対はない」と橋口調教師は虎視眈々と逆転を狙う。バラ一族の悲願のGI勝ちはあるのか。ザッツザプレンティでネオユニヴァースの3冠を阻止したアンカツ・橋口コンビに期待がかかる。

◆3冠に待ったをかける夏の上がり馬

フサイチアウステル

フサイチアウステル

菊花賞で毎年のように人気になる「夏の上がり馬」。今年はこの馬がその呼称にふさわしい注目を集める。「能力はあるけれど、アテにならない」とアンカツをボヤかせた気まぐれな馬だが、全能力を出し切っていない中でもこれだけの戦歴を残すあたりが、潜在能力の高さだろう。スタミナには自信があり、ディープインパクトと未対決という点も穴党のアンテナには反応しやすい。気鋭の池江寿調教師が、父の3冠に待ったをかけるか。

◆長丁場に打ってつけ!菊の舞台で持ち味が生きる

アドマイヤフジ

アドマイヤフジ

前哨戦のセントライト記念では、出遅れとスローに泣かされた。しかし、長丁場に打ってつけの気性、血統は特筆できる。折り合いに難がなく、息の長い末脚が武器。前走も、まともなら好勝負になっているだけの脚は見せていた。菊花賞でこそ、持ち味が生きるタイプだ。鞍上の福永騎手は、秋華賞で味わった悔しさを晴らしたいところ。夏を越して馬体も成長して、末脚もパワーアップしてきた点は心強い。上位争いは確実だろう。

黒田栄一郎

昭和46年11月28日、東京都生まれ。横浜育ち。16歳の時にサクラスターオーの菊花賞で競馬に出会い、以後、その道まっしぐら。平成8年に入社して、現在はサンケイスポーツレース部所属。「飲む打つ買う」の三拍子、バランスの取れた記者を目指して日々奮闘中。好きな馬はエルコンドルパサー。毎年、税込み年収以上の馬券を買い続けているギャンブルジャンキー。