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サンデーサイレンス特集2005
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サンデーサイレンスの後継種牡馬
サンデーサイレンスの後継種牡馬
サンデーサイレンス(以下SS)の後継種牡馬の中で、現時点で最も好成績を収めているのは、文句なしにダンスインザダークだ。2004年はリーディングサイアーランキングにおいて、SSに次ぐ2位。これは内国産馬としても、91年のトウショウボーイ以来13年ぶりの快挙であり、SSの後継種牡馬としてだけではなく、内国産種牡馬全体としても、画期的な活躍を見せつけている。GI馬もザッツザプレンティ(菊花賞)、ツルマルボーイ(安田記念)、デルタブルース(菊花賞)の3頭を輩出。今春から種牡馬入りしたツルマルボーイ、来春から種牡馬入りするザッツザプレンティと、後継種牡馬が控えているのも心強い。
後継種牡馬を出したという点では、ダンスインザダークに先駆けていたのが、種牡馬として2年先輩となるフジキセキ。SS産駒のGI馬第1号でもあり、SS後継種牡馬一期生でもある同馬は、2年目産駒のダイタクリーヴァがスプリングS(GII)など重賞5勝、種牡馬入り。初年度産駒は現1歳になる。
他では、マーベラスサンデーがシルクフェイマス(京都記念-GII)、ラヴァリーフリッグ(マリーンC-交流GIII)、バブルガムフェローがアッパレアッパレ(名古屋グランプリ-交流GII)、タヤスツヨシがナスダックパワー(ユニコーンS-GIII)、ディーエスサンダー(マーキュリーC-交流GIII)などを出し、現3歳世代からも、スペシャルウィークから初のGI馬シーザリオ(オークス-GI、桜花賞-GI・2着)、スムースバリトン(東京スポーツ杯2歳S-GIII)、アドマイヤベガからストーミーカフェ(共同通信杯-GIII)、エイシンサンディからエイシンテンダー(チューリップ賞-GIII)などが出て、SSのGI馬たちは、種牡馬としても軒並み活躍している。
現2歳世代からはアグネスタキオン、ステイゴールド、ブラックタキシード、アドマイヤボス、サイレントハンターらの産駒がデビュー。中でも特に注目なのは、現役時代“SSの最高傑作”とも言われたアグネスタキオンだろう。母が桜花賞馬アグネスフローラ、兄がダービー馬アグネスフライトという血統からも、大きな期待がかけられる。
来年以降に産駒デビューを控えている馬の中にも、マンハッタンカフェやネオユニヴァースらがいるし、現役馬ではディープインパクト、ゼンノロブロイ、デュランダルらも期待できる存在だ。
既に後継種牡馬の座を確立した感のあるダンスインザダークの牙城を崩すのは簡単なことではないが、フジキセキ、マーベラスサンデー、スペシャルウィーク、アドマイヤベガなどはGI級を出せるポテンシャルを感じさせているし、アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ディープインパクト、ゼンノロブロイなどは能力的にも、ダンスインザダークを超える可能性を秘めていると言える。いずれにせよ、SS系が拡大されていくのは間違いなさそうで、まもなく産駒がデビューするアグネスタキオンはもちろん、マンハッタンカフェやディープインパクトなどの産駒が競馬場に姿を現すのも楽しみだ。
平出貴昭
血統評論家。有線放送の「競馬ファクトリー」、大阪日刊スポーツ「G1血統予想コラム」など様々なメディアにも寄稿した。著書に『日本の牝系』(競馬通信社)。競馬総合チャンネルで「血統穴馬券」のコーナーを担当。
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